こんにちは、山本(@ay011_8)です。
方法論や手段にばかり目がいって、肝心の「望んでた結果」が何ひとつ叶えられていない——
そんな状態に、心当たりはないでしょうか?
「どうやるか」にばかり気を取られて、「自分がどう在りたいか」はすっぽり抜け落ちている。
でもそれって、ある意味自然なことでもあって。
なぜなら、“5つの不”が働いているからです。
この5つの不に気づかないままでいると、延々とノウハウを探し回っては空回りするだけ。
人生ごと、他人が作った正解に振り回され続けます。
マインドがすでに整っている人は、この先は読まなくても大丈夫です。
でももし、過去に「人との関係でうまくいかなかった経験」があったり、
「家庭環境がちょっと特殊だった」と思うなら——
この話は、あなたに必要です。
結局、行き着く場所は「感情」です
当たり前の話ですが、
どんな行動にも、どんな選択にも、最後に残るのは「どう感じたか」なんです。
たとえば——。
初めて補助輪なしで自転車に乗れた日のこと、覚えていますか?
最初は、転んで、泣いて、膝にアザをつくって、それでも何度も挑戦して。
ようやくフラフラしながら進めたあの瞬間、
頭じゃなく、体全体で「できた!」って感じていたはずです。
成功体験って、本来はこういうふうに——
自分の感情に忠実で、純粋に喜べるものでしたよね。
小手先の方法に溺れる
でも、不思議なことに、何か「都合の悪いこと」が起きると、人は目を瞑って、耳を塞ぎたくなるものです。
たとえば——
職場の上司とうまくいかず、日々ストレスを感じているとしましょう。
そんな時、誰だって「自分は悪くない」と思いたい。
だから、気づかないうちにSNSを開いて、
似たようなストレスを抱える人を探して『いいね』を連打したり、
「上司と合わない時の対処法6選」なんて小手先の方法を漁ったりする。
でもそれ、実は自分の内側と向き合う代わりに、“相手を変えようとする”無自覚な逃避行動なんです。
このままのマインドで副業なんかに手を出したらどうなるか?
心の隙間に入り込んでくる“都合のいい言葉”にあっさり騙されて、気づいたら時間もお金も全部持っていかれて終わりです。
——だから、やめましょう。
自分で選ぶという土台がない
無自覚に“他責”に陥ってしまう理由——
それは、人生の決定権が「自分ではなく、他人」にあるからです。
上司とウマが合わないのは事実かもしれない。
でも、「合わないから嫌い」と決めつけているのは、自分の判断です。
だから、「ちゃんと自分で感じて、自分で決めてるじゃん。
それって自分軸でしょ?」——そう言い返したくなる気持ちも分かります。
じゃあ、ひとつ仮定を置きましょう。
もし職場を変えたとして、また似たような上司に出会ったら——どうしますか?
「またかよ…」「なんでいつもこうなんだよ…」とストレスを溜めながら、スマホで「人に恵まれないのは環境のせい」なんて検索していませんか?
…この文章を読んで、もしかしたら今、ちょっとイラッとしてますか?
「こいつは何も分かってない」
「俺(私)の立場なら、同じことは言えないはずだ」
そんなふうに思っていたら——
それって、“本当に”自分軸で生きていることになりますか?
会ったこともない僕の文章にすら、感情を揺さぶられているのに。
自分も周りも幸せにならない
今回は、あえて少し辛口でお伝えしてきました。
目先の欲求や、分かりやすい方法論にすがりたくなる気持ち
——痛いほど、わかります。
僕自身、
「感情と向き合ったところで、何になるんだ」
「で、それがいくらの稼ぎになるって言うんだよ」
と本気で思っていたし、そのせいでずいぶん遠回りもしました。
じゃあ、仮に最近よく見るような、
『AI×note』『Threads×note』みたいな流行りの記事を書いて、
ちょっとした収益が得られたとします。
そのとき、自分自身は——
「同じように悩んでる誰かの背中を、少しでも押したい」
と思って書いているのか。
それとも、
「これは稼げるネタになりそうだ」
と、自分にとって都合のいい“商売道具”として書いているのか。
どちらが正しいとか、間違ってるとかじゃなくて、
ただ一度、自分の心に聞いてみてください。