こんにちは、山本(@ay011_8)です。
やるべき事をダラダラと先延ばしにしていませんか?
「集中力すごいね」とか「取りかかり早いね」と言われることがよくありますが、僕の中では
——作業って、リズム感がすべてなんです。
そもそも「リズム」とは、
周期的にくり返される運動、およびそれらの運動によって人間が感じる時間的な感覚の連続である。
つまり、やることを一定のパターンに組んでしまえば、それだけで勝手にノッてくるんです。
これ、ちょっとした工夫で「面倒くさい」は「楽しいルーティン」に変えられます。
このあと紹介するステップは、ゲーム感覚でできて、びっくりするほど作業が進みます。
ぜひ試してみてください。
前提として
これから紹介するのは「会社や組織活動で使うためのスキーム」ではありません。
あくまで、個人活動や個人ビジネスにおいて活用するためのものです。
会社や組織には、やりたくなくても、やらなければならない状況が自然と用意されているのであまり意味を為しません。
誰にも管理されず、誰にも咎められない。
だからこそ、サボれる。先延ばしにできる。
この方法が効くのは、そういう“自分を律する必要がある場面”だけになります。
最小限のストレスで行える”一歩目”を探す
これはどういうことかというと——
たとえば、「PowerPointで資料を作る」としましょう。
では、実際に資料を作るまでに、どんな工程があるでしょうか?
少し想像してみてください。
……考えましたか?
おそらく、こんな感じになると思います。
- パソコンの電源を入れる
- 起動するまで、なんとなく待つ
- パスワードを入力してログイン
- デスクトップ上からPowerPointを探す
- アプリをクリックする
- 立ち上がったら、新しいスライドを開く
……意外と工程が多いですよね。
でも、ここで大事なのは「最初の一歩目は何だったか?」ということです。
そう、パソコンの電源を入れることでした。だったら、まずはそこから始めればいいんです。
「いや、そんなの当たり前すぎるわ」と思った方もいるかもしれませんが、
そのくらいの一歩でOKです。
これは決して、読んでいる方を馬鹿にしているわけではなくて。
むしろ逆で、「リズムに乗るための最初の動作」は、
“息を吐くように”できるくらい、軽くないと続かないです。
思い出してみてください。
毎朝、寝ぼけた体を起こして、髪を整えて、顔を洗って、歯を磨いていますよね。
あれも毎日のルーティンです。
資料作りだって、本質的にはあれと変わりません。
リズムにさえ乗ってしまえば、いつの間にか手が動いているんです。
まずは、そのリズムをさっさと作ってしまいしょう。
作業ジャンルを見極める
ここでひとつ、自分がやろうとしている作業の“ジャンル”を見極めてほしいんです。
なぜかというと、作業の種類によって、必要な集中環境って変わるからです。
ちなみに僕の中では、作業は大きく3つに分けています。
① 何も考える必要のない、単調な繰り返し作業
→ 例:データ入力、ファイル整理、軽い返信作業など
② 思考を巡らせる作業
→ 例:資料構成の設計、文章の構成づくり、ロジックの整理など
③ 感情に訴えかける作業
→ 例:キャッチコピー、クリエイティブ、ストーリーを書く、デザインするなど
この分類をすると、その作業に合った「集中の仕方」や「環境の整え方」が見えてくるんですよ。
たとえば、
①ならBGMをかけながらでもできるけど、
②や③は“無音”か“深い音楽”のほうが合うかもしれない。
コーヒー片手に取りかかるのがいいのか、それとも立って作業するくらいがいいのか——そういう“相性”って、地味に大事です。
「いま自分がやろうとしてるのは、どのジャンルだろう?」
それを最初に見極めるだけで、作業効率もリズムの乗り方もぜんぜん違ってきます。
脳みそと相談
ここまでで、作業のジャンルを見極めたら、
次は「その作業を、どのタイミングでやると一番ハマるのか?」を考えてみてください。
つまり、脳みそとの相談です。
① 脳みそオフ型(ロボ作業)
例:データ整理、画像のリサイズ、テンプレでの返信、ルーチンのチェック作業
これは、考えるより“動かす”作業です。
なので、エネルギーが切れてきた1日の終盤に回すのがベスト。
おすすめのノリ方:
・好きなBGMやYouTube OK
・タイマー回して立ち作業
・気が散ってても気にしない。「とにかく回す」が正解
② 脳みそフル回転型(戦略家モード)
例:資料の設計、記事の構成、UX設計、企画整理など
これはもう、脳みそのゴリゴリ運転ゾーン。
なので、朝イチか、エネルギーが満タンな時間帯にやっつけましょう。
おすすめのノリ方:
・無音 or 静かなBGM
・飲み物を用意して、軽く段取りメモから入る
・頭が冴えてるときだけ。疲れたら無理しない
③ 感情ぶっこみ型(芸術家タイム)
例: コピーライティング、ストーリー執筆、投稿の冒頭文、デザイン系など。
これは僕の場合、「やってる最中に、ふと降りてくる」系の作業です。
だから、時間を決めるというよりは、「その瞬間」をつかまえにいく感覚に近いです。
おすすめのノリ方:
・夜や、ひとりで落ち着ける時間に
・映画や音楽、日記で感情を温めてからスイッチON
・ピンときたら迷わずやる。それが一番仕上がりがいい
こんな感じでジャンルを分けて、タイミングに合わせて動くだけで、「作業ってこんなにノリやすくなるんだ」と感じられるはずです。
何事もなく苦なく行える事がベストなので、ぜひ自分にあったリズムの整え方を見つけてみてください。