自分の可能性を摘む瞬間

こんにちは、山本(@ay011_8)です。

「今、自分で自分の成長を止めたかもしれない」
そんなふうに感じたこと、ありませんか。

僕は昔から、よく愚痴を聞かされることが多いです。
上司、同期、後輩…。
「あいつがどう」「こいつがどう」と、まあいろんな角度から。

正直、ウザいなーと思ってました。
愚痴を吐く人はスッキリして気持ち良さそうな顔をしてるけど、聞かされる側はただ時間を奪われるだけ。得なんてひとつもない。

…そう思っていたんですが、あるときふと気づいたんです。
この“愚痴”って、実はとても大事なサインかもしれないって。

今日はそんな、見過ごされがちな「可能性の種」について、話そうと思います。

目次

可能性の種

可能性の種は、意外とネガティブな感情の中に埋まっています。

僕はそれを「5つの“不”」と呼んでいて――
不平、不満、不安、不信、不足

この中にこそ、自分を知るヒントが隠れているんです。

たとえば、僕の話で言うと、よく愚痴の吐き口にされるって話を、さっきしましたよね。

僕が何にイラついてたかというと、
「都合よく使われてる」とか、「暇そうだから声かけとけ」みたいな、自分が軽んじられてる感じに対して、です。

で、ちょっとでも意見を返すと、
「えっ、なに逆らってんの?」みたいな顔をされる。

10代の頃なんて、「知るかよ、自分で解決しろや」って言って、そのまま喧嘩になったこともあります。笑

つまり、僕の中にはずっと「不満」があった。
でも、それってただのネガティブじゃなかったんですよね。

「イラつく」「モヤモヤする」「聞く耳を塞ぎたくなる」

その感情が芽生えたときこそ、実は“自分の才能の種”が動き出している合図だったんです。

観察の仕方を変えると

ちょっと見方を変えてみたんです。

大前提として、愚痴って決して心地良いものじゃないです。
聞いてて疲れるし、気持ちが重くなることだってあります。

でも、ふと気づいたんですよね。
もしかしてこれ、「誰にも受け入れられなかった本音」をぶち撒けてるんじゃないか?って。

だって考えてみてください。
愚痴る側にも、リスクはあるはずです。

もし僕が録音でもして、上司にチクったりなんかしたら――
愚痴った本人の立場、確実に悪くなりますよね。

それでも言ってくるのは、なぜか。

きっと、僕が“本音を出しやすい空気”を普段から自然とつくっているんじゃないか。
そんな仮説が浮かびました。

そこで、自分が普段どうやって人の話を聞いているか、振り返ってみたんです。

……でもね。出てきたのは、
「え、こんなもん?」「誰でもやってることじゃない?」ってことばかり。

可能性の芽

まず、人の話を聞くときに大切にしているのは、
自分の解釈を混ぜないことです。

愚痴を吐く相手の話が正しいかどうかなんて、正直どうでもいい。
ただ、淡々と、まっすぐ聞く。それだけ。

一見するとテクニックのようですが、僕の場合、無意識でやっていました。

「もしかして、興味がなかっただけかも?」
そんな疑いもあるけど、少なくとも“話しやすい空気”はつくれていたみたいです。

でも、その空気を「ウザいな」「しつこいな」「また同じ話かよ」と感じ始めた瞬間――
僕の中で、何かがズレ始める。

僕のよくあるパターンは、“分析への重依存”
相手の意図を勝手に読み取って、事実を自分なりに歪めてしまうんです。

たとえば、冒頭に書いたように、
「愚痴を聞かされる=人の時間を奪われてる」
…なんてのは、まさに僕の被害妄想ですね。

でも、そういう感情が芽生えるときこそ、可能性の種が埋まってるサインかもしれません。

不平、不満、不安、不信、不足――
ネガティブな感情の中にこそ、ちゃんと種はある。

ムカつくな、イライラするな、と感じたその瞬間に、「この感情は、自分に何を教えてくれているんだろう?」と、そっとアンテナを立ててみることを、僕はおすすめしたいです。

あとがき

今回は、「自分の可能性の種を育てるか、それとも潰してしまうか」という視点で、普段あまり意識しない感情の裏側を見つめてみました。

不平、不満、不安、不信、不足――

一見ネガティブに見えるこの感情たちは、実は“自分の本音”に気づくための入り口かもしれません。

もし、日常の中で「イラッとした」「モヤッとした」瞬間があったら、その感情が自分に何を伝えようとしているのか、少しだけ立ち止まって観察してみてください。

もしかするとそこに、あなたがまだ気づいていない「可能性の種」が、ひっそりと眠っているかもしれません。

毎度サラッと視点を切り替えているその瞬間こそ、
“他人軸”ではなく“自分軸”で生きるためのトレーニング。

今日の違和感にこそ、明日の自分が芽吹くヒントが隠れています。

ぜひ、私生活でも仕事でも、そっと思い出してみてください。
「いま、この感情は、何を教えてくれているんだろう?」と。

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