こんにちは、山本です。
当ページを見ていただきありがとうございます。
今回はですね、「仕事選びは名詞ではなく動詞で選ぶことが大事」についてのお話しをさせていただきます。
はじめに
世の中色んな仕事がありますが、例えば、営業、飲食店、美容師、エンジニア、警察官、弁護士、大工、建築士などなど。
ここで質問です。あなたは仕事選びをする時、どのように選んでいますか。
少し思い返してみてください。
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どうでしょうか。
恐らく、営業をしたい、飲食店で働いてみたい、美容師になりたい、エンジニアになりたい。と職業名で仕事を選んでいるんじゃないでしょうか。
要するに、名詞(営業、飲食店、美容師、エンジニア)に基づいて選択しているということです。
誤解を招かないようにお伝えしておくと、別に名詞で仕事を選ぶのが悪いと言っている訳ではありません。
初めて社会を経験する人からすると判断基準が明確ではないので、どうしても憧れで選んでしまうのも無理はありませんし。
僕自身、色んな仕事を経験して失敗してきたので、今回は仕事選びで失敗しない為の重要な視点をお伝えします。
仕事選びで失敗する典型的な例
このようなフレーズを耳にしたことがあると思うんですが、どうでしょうか。
もしくは、あなた自身が感じた経験もあるかもしれないですね。
思っていた仕事と違う
なぜ、このようなミスマッチが起こる理由は明確にあります。
例えば、あなたが営業に挑戦してみたいと思ったと仮定します。
下記のように、営業一つとっても色んな業務があるんですね。
- 市場調査・ターゲットの選定
- 市場動向や競合他社の分析
- ターゲットとなる顧客の特定
- リードジェネレーション(見込み客の獲得)
- 新規顧客リストの作成
- マーケティング活動(広告、イベント、セミナーなど)
- ウェブサイトやソーシャルメディアを通じたリード獲得
- アプローチ・接触
- コールドコールやメールの送信
- 見込み客との初回コンタクト
- ニーズの把握
- 顧客のニーズや課題のヒアリング
- 顧客のビジネス環境や問題点の理解
- 提案準備
- ソリューションや製品の提案書作成
- 見積書の準備
- 提案・プレゼンテーション
- 顧客への提案プレゼンテーション
- 製品やサービスのデモンストレーション
- 交渉・条件設定
- 価格や契約条件の交渉
- 顧客の反対意見への対応
- 契約締結
- 契約書の作成と確認
- 契約の締結
- アフターフォロー
- 契約後のフォローアップ
- 顧客満足度の確認
- 継続的な関係構築
- 顧客サポート・メンテナンス
- 製品やサービスの使用サポート
- 問題解決や追加提案
ミスマッチが起き、「思っていた仕事と違う」と感じる理由の例として、
人と話すのが好きだから営業をしたいという漠然とした憧れから始めたものの、
実際の業務が上図③の「見込み客との初回コンタクト」いわゆるテレアポや飛び込み営業だった場合を想定してみましょう。
テレアポや飛び込み営業そのものが冒頭で断られることが多く、100件アプローチして2、3件の成果があれば上出来な世界なので、人と話すどころか、人と話すこと自体が嫌になるんじゃないでしょうか。
このような状況が、理想と現実のギャップを生じさせ、「思っていた仕事と違う」と感じる訳です。
最悪の場合、退職をチラつかせる原因にもなりかねます。
理想の仕事の選び方
では、どのように仕事を選んでいけば良いのかというと、当記事のタイトルにもあるように動詞で選ぶことが重要です。
あまり聞き慣れない言葉だと思うので、もう少し噛み砕いてお伝えしますね。
例えば、「運動会の騎馬戦で勝つ作戦を考えることが好きだった」や、「部活のサッカーで市の大会を勝ち抜く作戦を考えることが好きだった」などのような表現です。
両方に共通しているのが「作戦を考えることが好き」ということなんですが、まさしくこれが動詞で職業を選んでいるということです。
作戦を考えるのが好きということであれば、監督やコーチはもちろん、マーケティング戦略、プロジェクトのマネジメント、イベントのプランニングなども天職かもしれません。
このように動詞で仕事を選ぶことによって、やる気やモチベーションに関係なく、体が自然に動いて何時間でも続けられる感覚を得ることができます。
少し難しいかもしれませんが、やる気やモチベーションの概念がなく体が自然に動いている自分の姿をイメージしてみてください。
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社内外問わず、どの人よりも圧倒的な量をこなして圧倒的な成果を得られるイメージが湧きませんか。
動詞の見つけ方
動詞の見つけ方のコツは、同じ動詞が別の場面であなたを幸せにした事実を自覚することがポイントです。
先ほどの例で例えると、作戦を考えることが好きが動詞で、
場面が「運動会の騎馬戦で勝つ作戦を考えることが好きだった」と「部活のサッカーで市の大会を勝ち抜く作戦を考えることが好きだった」の2つです。
したがって、あなたのこれまでの人生を振り返ることがとても重要になります。
幼少期からこれまでの人生の中で、楽しんでやっていた事、自分から率先して取り組んでいた事、気付いたら時間が経っていた事など、できるだけ多く紙に書き出してみましょう。
自分1人で振り返る事が難しいと感じた場合は、あなたの昔をよく知る友人や家族に質問しながら思い返してみるのも手ですね。
または、今なら無料で個別コンサルを受けていますので、お気軽にご相談ください。